2022-06-08
サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会の開催20周年を記念した式典が6日、東京・国立競技場で開かれた。同大会で日本代表監督を務め、初の16強入りに導いたフィリップ・トルシエ氏や主将だった宮本恒靖氏らが出席した。
式典では20年に日本サッカー殿堂入りしたトルシエ氏に記念のレリーフが贈呈された。トルシエ氏は「選手の資質が高く、協会がしっかりとした方針を持って選手を育てていた。サポーターの支援もあり、自信を持って戦うことができた」と振り返った。また、欧州の強豪クラブでプレーする日本選手が増えたことなどを踏まえ、「今後も日本のサッカーは進化し続ける」と語った。
中田英寿氏、小野伸二氏ら当時の選手やスタッフ約20人も参加し、式典後には日本とブラジルの親善試合を観戦した。日韓大会で日本は1次リーグを2勝1分けで突破し、初の決勝トーナメント進出を果たした。