2022-06-10
アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2021で優勝を収め、FIFAワールドカップカタール2022・南米予選では2位で通過し、13大会連続18回目となるワールドカップ出場を決めた。今回は、6月のフィナリッシマ2022に招集されたアルゼンチン代表メンバー29名をポジションごとに紹介する。(代表成績は6月7日時点のもの)
リオネル・スカローニ 生年月日:1978年5月16日 アルゼンチン代表成績:47試合31勝12分4敗 37歳で現役を退いたリオネル・スカローニは、2018年にホルヘ・サンパオリの後任としてアルゼンチン代表へとやってきた。アルゼンチン代表のアシスタント・コーチやU-20アルゼンチン代表監督を務めた経歴も持つ。2019年に開催されたコパ・アメリカでは優勝候補として期待されるも、準決勝でブラジル相手に敗れ3位に終わった。その2年後のコパ・アメリカ2021では決勝で因縁のライバル、ブラジル代表を1-0で破り、アルゼンチン代表就任後初のタイトルを獲得した。
FIFAカタールワールドカップ・南米予選では、延期となったブラジル代表戦を除いた17試合で11勝6分と無敗で2位通過。アルゼンチン代表を見事13大会連続18回目のワールドカップ出場に導いた。2022年6月に開催されたフィナリッシマ2022では、イタリア代表と対決。スカローニ率いるアルゼンチン代表はイタリア代表を3-0で破り、見事フィナリッシマ初代王者に輝いた。
スカローニは44歳と指揮官としてはまだ若いにも関わらず、既にアルゼンチン代表に2つのタイトルをもたらしている。今年11月から始まるFIFAワールドカップカタールでは非常に期待したい。