ジュビロ磐田 今季初の逆転負け J1リーグ第14節


2022.5.27

磐田―札幌 前半8分、先制ゴールを決める磐田・山本義(中央下)=ヤマハスタジアム

明治安田J1リーグ第14節最終日は22日、ヤマハスタジアムで1試合を行い、磐田は1-2で札幌に逆転負けを喫した。今季初の2連勝を逃した磐田は勝ち点14のままで15位。札幌は同20で8位に浮上した。

①ヤマハ▽観衆8279人
札幌 4勝8分け2敗(20) 2(1―1 1―0)1 磐田 3勝5分け6敗(14)
▽得点者【札】深井(1)駒井(1)【磐】山本義(1)

磐田は前半8分、MF遠藤のCKのこぼれ球をゴール前に飛び込んだDF山本義が押し込んで先制した。だが、前半28分に守備の緩みを突かれ、左サイドからのクロスを中央で合わされて同点に追い付かれた。
後半開始直後、MF松本のパスを受けたFW杉本が放ったシュートはポスト直撃。後半10分に右サイドからのクロスを決められて勝ち越しを許した。

⚽左右のクロスで2失点
今季の磐田は先制すれば強かったが、初の逆転負けを喫し、初の連勝も逃した。公式戦ホーム負けなしは7試合で止まった。
失点シーンは共に左右に揺さぶられたクロスから。磐田は立ち上がりから5-4-1の守備ブロックを敷いて守ったが、守備のライン間を狙った札幌の斜めのボールに泣いた。伊藤監督は勝ち越しを許した後半の失点を「組織が崩れた時にクロスを入れられ、ポジションがずれてしまった」と悔やんだ。
状態が万全でなかったチーム得点王のMF鈴木がベンチ入りを外れ、DF袴田が左ウイングバックで横浜FCから移籍後、初先発した。運動量が要求される不慣れなポジションで奮闘したものの、なかなか見せ場をつくれなかった。
観客席では昨季途中まで共に戦い、日本代表に初招集されたドイツ1部シュツットガルトの伊藤(磐田ユース出)が見守った。磐田のJ1ホーム通算750得点目となるJ1初ゴールを挙げたDF山本義は「うまく倒れながら決めることができた」と振り返る一方、「いい形で(伊藤を)代表に送り出したかった」と敗戦に肩を落とした。
この日のピッチは夏日の26度。6月のリーグ折り返しが迫り、疲れが出始める時期だ。中2日で迎える神戸戦は「総力戦になる」(山本義)。ベテランが多い磐田にとって前半戦のしのぎどころとなる。

上原、J1通算100試合出場
磐田のMF上原がトップ下で先発出場し、J1通算100試合出場を果たした。ただ、記録達成が悔しい敗戦と重なり「(100試合は)あくまで通過点。一つでも多くの勝利に貢献しないと」と言葉少なだった。
ボランチが主戦場だが、前節から2列目で起用されている。この日は前半の攻撃に手応えをつかみながら、後半の失点を反省した。
昨季は仙台に期限付き移籍し、今季は伝統の背番号7を背負う25歳。次戦に向けて「出た課題を選手同士で話し合って勝てるようにやっていく」と気持ちを切り替えた。


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