【FC東京】松木玖生、Uー21合宿で離脱まであと2戦 チームに5戦ぶり白星&ゴール届ける


2022-05-26

サッカーのU―23アジア・カップ2022(来月1~19日・ウズベキスタン)に臨むU―21日本代表に招集されたFC東京のMF松木玖生(19)が24日、敵地でのJ1次節・清水戦(25日・アイスタ)に向けてチームを5試合ぶりの勝利に導く得点を誓った。24年のパリ五輪世代でアジアの強豪に挑む大会を前に、松木は静かに闘志を燃やした。合流前のリーグ2試合で弾みをつけるゴールと勝利を挙げ、勇躍代表へと乗り込む。

パリ五輪世代にとっては絶好の腕試しとなる。1次リーグではサウジアラビア、UAE、タジキスタンと同組に入り、順当に決勝まで進めば最大6試合を戦う。松木は「パリ五輪に出場するには予選を勝ち抜かないといけない。まずは、その過程と積み重ねが大事。全ての相手のレベルが高いので、目の前の一試合を勝ちきることが目標だと思う」と口にした。

青森山田高から加入した今季は開幕スタメンを飾り、ここまでリーグ戦は出場13試合で1得点。順調にプロキャリアをスタートさせ「ゴールに向かうことや、球際や強度では相手と互角以上でできている」と、手応えを口にする。

その一方で、ゲームメークや、得点力アップを課題に挙げ、周りの先輩を手本に「いろんな選手の特長を今後も観察して盗んでいきたい」と、さらなる成長を期した。

既に、主力としての自覚も芽生えている。チームはここ4試合勝利がなく、中位で足踏みが続く。直近の清水戦に向けては「(清水は)ボールをつないで、サイドからのクロスが多いチーム。その中で、自分たちの守備の強度や、ショートカウンターは武器になると思う。結果としてゴールに絡めていないので、勢いづく試合になればいい」と、力強く語った。高い強度の実戦の中で五感をフル活用し、進化し続ける19歳が右肩上がりの成長曲線を描く。


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