【FC東京】青赤で7年半…小川諒也がポルトガル1部移籍の決断理由と未来を激白「全てをここで教わった」


2022-05-30

FC東京は28日、元日本代表DF小川諒也(25)がポルトガル1部ギマラインスに期限付き移籍すると発表した。この日の練習後に鹿島戦(29日・味スタ)に向けた取材に応じた小川は移籍の決断理由などを語った。青赤での最後の試合は敵地・鳥栖戦(6月26日・駅スタ)だが、鹿島戦が渡欧前最後の本拠地戦となる。試合後には壮行セレモニーも予定されており、背番号6は「特別な試合になる。絶対に勝ちたい」と、必勝を誓った。

欧州への旅支度は整った。それは、小川の充実した表情が物語っていた。おぼろげな夢だったという欧州挑戦は、昨年の代表初招集を契機に明確な目標へと変わった。

「海外にぼんやりとだけど、行きたいとはずっと言ってきた。それが去年の代表初招集で強く思うようになった」

今季開幕前に、アルベル監督には「夏に挑戦したい」と伝えた。その意思を尊重し、背中を押してくれた指揮官には「感謝している」と言う。後進の成長も後押しとなった。シーズン途中での移籍となるが「自分が出て行っても(バングーナガンデ)佳史扶がいる」と言い「出て行くタイミングとしてはここがベストだと思った」と決断の経緯を口にした。

そして、小川は「ヨーロッパに行くことがまずは第一歩で、ゴールでも何でもない」と言い、こう続けた。  「あっちで活躍して、もっと強いチームや強いリーグに行ったり、日本代表にもっと絡んでいきたい」  千葉・流通経大柏高から加入し、7年半を青赤で過ごした。「FC東京しか知らないけど、全てをここで教わった」。小川はその感謝の思いを紡いだ。

「海外に行けるレベルまで育ててくれたのは東京のおかげだと思うし、すごく感謝している」  残すは天皇杯を含めて4試合。小川は「軽いプレーは見せられない」と気合を込め「東京のために勝ち点3をしっかり積み重ねて出て行きたい」と言葉にした。より多くの勝ち点を置き土産に、憧憬(しょうけい)の舞台へと踏み出す。

アルベル監督は旅立つ小川にエールを送った。開幕から数カ月を共にした左サイドバックの決断を「彼自身の夢として欧州で勝負、チャレンジできることはすばらしい。この数カ月で学んだことが欧州で活躍するために好影響を与えたらとてもうれしい」と尊重した。

また、その後釜候補の一人にバングーナガンデの名を挙げ「順調に成長しているし、岡庭、帆高、長友、凌磨も両サイドでプレーできるので心配していない」と小川を快く送り出すつもりだ。


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